ハイキュー！！影山飛雄の【名言・名セリフ集】

バレーボールを舞台とした、古舘春一の漫画『ハイキュー！！』

男子高校生達の部活動を中心に描き、青春を思い出させてくれる、そんな作品です。

「週刊少年ジャンプ」ではおよそ8年間、アニメに到っては第4期に渡る6年間、長い間ファンに愛され続けてきました。

まだ読んだことが無い方も、店頭で１度は目にした事があるのではないでしょうか？

ハイキュー！！のあらすじ

ふと目にした春高バレーのTV中継。

少年だった日向翔陽は、そこで『小さな巨人』と呼ばれる烏野高校の選手に憧れバレーの世界に足を踏み入れます。

低身長という不利な要素を持ちながら、ずば抜けた運動神経と情熱を武器に入部した中学のバレーボール部。そこには指導者はおろか部員すら居らず、日向は上達の機会を得られないまま中学時代を過ごすことに。

そして迎えた中学最後の公式戦。
そこで日向は「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター影山飛雄と出会います。
これまでの中学3年間を否定され、大敗してしまう日向。

再び二人が出会うのは、「落ちた強豪、飛べないカラス」と言われるまで落ちてしまった烏野高校。
同じ学校に入学した彼らがどうやって全国に挑んでいくのかという、成長と青春を描いたストーリーです。

スタートが仲の悪さから始まるのも見どころのひとつ。そんな彼らの日常から生まれた名セリフ、ぜひご紹介させて頂きましょう。

影山飛雄の名言・名台詞集

『「諦めない」って口で言う程簡単な事じゃねぇよ』

「勝ちに来た」と言う初対面の日向に対し、バレーに大事な体格差も実力差も、気力だけではどうにかなるもんじゃないという厳しい影山の一言。

『勝ってコートの上に立つのはこの俺だ！！』

一回戦も二回戦も勝っていっぱい試合するんだ！と宣戦布告した日向。

周りが日向の中学をなめて見ている中、影山だけは本気で言い返してる場面。

影山のカッコ良さが出てますよね。

『今の１点は奇跡じゃない　獲られたんだアイツに！点を！！獲られたんだよ！！』

点差が開く中、諦めるどころか本気で挑む日向に獲られた一点。

大差で勝っているにもかかわらず、実力で獲られた一点だと気付き、本気で悔しがっている影山の気持ちが見て取れます。

『お前は３年間何やってたんだ！？』

高い運動能力、センス、勝利への執着。

それらを持っているはずなのに、生かせていない日向の現状を見て、疑問をぶつけるしかない影山。

お互いの悔しさが残るシーンです。

『・・・コートに残るのは勝った奴・・・・・・強い奴だけだ勝ち残りたかったら強くなってみろよ』

中学最後の公式戦、大敗した日向にリベンジの布告をされた影山。

悔しかったら強くなってみろ、と言わんばかりの一言。

今後の二人の関係に期待を膨らませる場面です！

『もっと速く動け！！もっと高く跳べ！！俺のトスに合わせろ！！勝ちたいなら！！』

勝利のため、全国へ、と強すぎる影山の思いが爆発した中学の頃のワンシーン。

自分のことしか見えなくなっていたのを、この先影山は「今の仲間」によって知るんでしょうね。

『トスを上げた先に誰も居ないっつうのは心底怖えよ」

過去、中学の頃に受けたチームメイトからの拒絶。

どれほど影山にとって重かったのか、表情が見えないからこその痛みが伝わってきますよね。

『お前の１番のスピード１番のジャンプでとべ　ボールは俺が持って行く！』

日向の運動能力を改めて羨ましいと言った影山。

それを全部俺が使ってやる！と名コンビが生まれそうな予感を感じさせるシーン。

『もう緊張する理由は無いよなあ！もうやっちまったもんなあ！一番恐いこと！・・・それじゃあ・・・とっとと通常運転に戻れバカヤロー！！！』

緊張で、試合開始から本調子が出なかった日向。

サーブミスで影山の頭にボールをぶつけ怒られる場面。このシーン見たときは、本当に笑いが止まりませんでした！

『次戦う時も　勝つのは俺たちだ』

中学のチームメイトだった金田一に言ったひとこと。

「俺たち」と言った影山にうれしさを感じつつも、金田一の心情を思うと少し悲しくなりますね。

『一人で勝てないの当たり前ですコートには６人居るんだから』

バレー部に戻ってくるのを渋るアサヒ。

エースとしての自分に、弱気になっている彼にかけた一言。

影山もそれを知ったばかりだから、尚更、伝えたくなったんでしょうね。

『あの　次コイツにトス上げるんで全力でブロックしてください』

OBとの練習試合中、相手に言った影山の挑発。

あ、何かするんだなと、この次の展開を楽しみにさせてくれます。

『ハイ挑発です！ナメたマネしてすみません！！』

文字通りの挑発。

けど、素直に謝る影山に、OBである滝之上は笑って乗ってくれました。

『今のお前はただの「ちょっとジャンプ力があって素早いだけの下手くそ」だ　大黒柱のエースになんかなれねえ　でも俺がいればお前は最強だ！』

「エース」に憧れ、嫉妬した日向。それを見た影山が叫ぶシーン。

影山カッコ良すぎですよね。読んだときは感動で手が止まりました。

『エースが打ち抜いた１点もお前が躱して決めた１点も同じ１点だ』

どうやって獲っても同じ一点であることは変わらない。

カッコイイことにも変わりはない。

『それでもお前は今の自分の役割がカッコ悪いと思うのか！！！』

“囮”ということに“エース”よりもカッコ良さを見いだせなかった日向。

そんな彼を見た影山は、日向を使って一点を獲らせてみせた。

お前はお前の良さがある！と言わんばかりのセリフに、読者も心を奪われるんじゃ無いでしょうか。

『・・・俺はもう謝んねぇ・・・謝んなきゃいけないようなトスは上げねぇ・・・！』

インターハイ予選で青葉城西に負け、悔しさとリベンジをにじませた影山の一言。

今後の、彼の成長に期待です。

『あの及川さんが県内で最強のセッターならそれを超えるの俺なんで』

白鳥沢のウシワカに宣戦布告するシーン。

ウシワカが認める及川を超えます、と言った影山。・・・喧嘩売ってますよね～。

『試合　終わってねえんだからまだ負けてねえし』

及川のプレーに圧倒され、焦る影山。

それを見て「お前を倒すのはおれなんだから誰にも負けんじゃねえ」と言う日向。

これで少し冷静さを取り戻した影山に、二人の絆がみえるようですね。

『負けてたまるか・・・！負けてたまるか・・・！勝ってコートに残るんだ！！！』

青葉城西との試合中、セッターとしての格を見せつける及川のプレーに影山は圧倒されてしまう。

焦りが見え、はらはらする場面です。

『——そうだ単純なことだ　どんなに難しいボールだろうが追う理由はひとつ　まだコートにボールは落ちていないから　どんな劣勢だろうが戦い続ける理由はひとつ　まだ　負けてないから』

どんなに大差をつけられても諦めない日向。

ボールを落とさなければ終わりじゃないし、負けてもいない。

勝利への執着がほんとにすごいですよね。

『やっぱ簡単じゃねーな・・・コート上のぜんぶを常に把握しとくのもしんどい・・・けど！面白い・・・！！』

日向の力を生かし、合わせる。

難しくても、新しいことに挑戦するのが楽しいと言わんばかりの影山。

ほんとにバレーボールに関しては向上心がすごい。

『“一歩”　“一瞬”　・・・ほんの少しでも遅れればもう日向には追いつけない　追いつけるのはボールだけだ！！！』

青葉城西との練習試合、相手を翻弄する一点を決めてみせた二人。

日向に合わせられるのは影山だけですもんね。

『勉強をォォォオ！！！教えてくださいゴラァァア！！！』

本当なら頭なんか下げたくないであろう月島に、お願いするシーン。

嫌なのがセリフにも出てて面白いですよね。

『“最強の囮”もエースに劣らずカッコいいだろ』

伊達工業との試合、相手が全部自分を止めにくるという快感を味わった日向にかけた一言。

影山が日向の良いところを引き出しているからこそのセリフですね。

『——今日のが公式戦だったら１試合目のあの負けた瞬間に終わるんだ　ぜんぶ』

音駒との練習試合で負けっぱなしに終わった一日。

もしこれが公式戦だったら・・・という過去味わった敗北の悔しさを思い出す二人。

強くならなければ、と強い意志が無言でも伝わってきます。

『感覚を研ぎ澄ませ　ボール・ブロッカー・スパイカー　あらゆる動きを見逃すな　完璧なタイミングで日向の最高打点を、捉える！！！』

神業速攻を決めてみせた日向と影山。

目をつぶったまま打つ日向もすごいですが、ピンポイントで狙う影山の技術の高さを再認識するシーンではないでしょうか。