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石川県の妖怪【あまめはぎ】伝承や物語・正体を考察!

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「あまめはぎ」とは、石川県の鳳珠郡能登町や輪島市に伝わる妖怪でナマハゲの1種とされています。

「能登のアマメハギ」という名前で1974年に重要無形民俗文化財に指定されていたりと妖怪の中でもVIP待遇です。

「あまめはぎ」の伝承

石川県では火鉢や囲炉裏に長くあたる事でできる「火ダコ(温熱性紅斑)」の事を「アマメ」と言い、怠け者の証としていたとされています。

あまめはぎはこのアマメを剥ぎ取る妖怪であると伝えられています。

「あまめはぎ」の物語

詳しい物語はあまり伝わっていないものの、あまめはぎの行事は、当時その地域を管轄していた役人が農閑期終了間際の農民達の怠け癖を戒めるために鬼の格好をして家々を回った事が始まりであると言われています。

「あまめはぎ」の正体

アマメを剥ぎ取る事で怠け者を戒める妖怪であるとされていますが、私は行事の始まりの歴史から、鬼の格好をして怠け癖がついてしまった農民に仕事スイッチを入れに行った役人が正体だと思います。のんびり休むのも大事ですが、休み過ぎると仕事になかなかやる気が向かない事もあると思います。その連鎖を断ち切りに行った役人はある意味一番働き者のような気がします。

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