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石川県の蜂の妖怪【赤蜂】伝承や物語・正体を考察!

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「赤蜂」とは、石川県志賀町富来に伝わる蜂の妖怪です。

漢字では「緋蜂」「火蜂」と表記される事があります。

「赤蜂」の伝承

6月17日の夜に「龍灯」という赤い灯火のようなものが海上に現れるとされており、それは怪火をまとった赤蜂の仕業であると伝えられています。

地域の方の間では有名らしく、当たり前の風景の1つになっているという話もあります。

「赤蜂」の物語

一説によると赤蜂は長い年月を生きたスズメバチが妖怪化した姿であると伝えられています。

怪火をまとって海上に現れては漁に出ていた船を惑わせるとされています。また、その火に触れると蜂に刺されたような激しい痛みに襲われるという話もあります。

「赤蜂」の正体

赤蜂の正体は年を経たスズメバチが妖怪となった姿であるとされています。これはネコマタやヤマチチ等にも共通している特徴です。

「6月17日の夜」に見られる妖怪あるいは怪奇現象という事もあり「妖怪」以外の正体があるとすれば、私は「ホタルイカの身投げ」ではないかと思います。

2〜6月、深海から産卵のためにホタルイカの大群が浅瀬にやって来るとされ、その名の通り光る事ができるホタルイカが何らかの刺激を受けて光ったとすれば、かなりハッキリとした光が見えると思います。

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