「暗殺」をテーマとした異質な少年漫画として話題の「暗殺教室」。
原作を最後までアニメ化したテレビアニメも放送され、さらに実写映画化もされました。
そんな「暗殺教室」には、「殺せんせー」のセリフを中心に名言がたくさんあります。
名言の大半は生徒に向けられたものですが、学生だけでなく大人の心にも響く内容が多いです。
殺せんせーの名言を中心に、「暗殺教室」の魅力的な名言・名セリフを解説していきます。
目次
- 1 「暗殺教室」とは?
- 2 「暗殺教室」に登場する名言・名シーン解説
- 2.1 殺せんせーの名言
- 2.1.1 「第二の刃を持たざる者は…暗殺者を名乗る資格なし!!」
- 2.1.2 「清流に棲もうがドブ川に棲もうが 前に泳げば魚は美しく育つのです」
- 2.1.3 「先生が日々成長せずしてどうして生徒に教えることができるでしょうか」
- 2.1.4 「だからこそカッコいいんです 教師っていう職業は」
- 2.1.5 「一人の力には限界がある 仲間を率いて戦う力 その点で君は浅野君をも上回れます」
- 2.1.6 「大きな才能は…負ける悔しさを早めに知れば大きく伸びます」
- 2.1.7 「名前は人を造らない 人が歩いた足跡の中にそっと名前が残るだけです」
- 2.1.8 「渚くんの人生は渚君のものだ 貴女のコンプレックスを隠すための道具じゃない」
- 2.1.9 「弱者でも足手まといでもない!!ここにいる全員が…私の誇れる生徒です!!」
- 2.2 潮田渚の名言
- 2.3 赤羽業の名言
- 2.4 浅野學峯の名言
- 2.1 殺せんせーの名言
- 3 人生の教訓とも言える名言があふれる「暗殺教室」
「暗殺教室」とは?
「暗殺教室」とは、週刊少年ジャンプで連載されアニメ化もされた松井優征さんの少年漫画です。
「魔人探偵脳噛ネウロ」などで知られる、松井さんの代表作でもあります。
舞台の中心は有名進学校にある特別クラス「E組」。
落ちこぼれ生徒が集まるE組に、新たな教師がやってきます。
しかしそれは人間ではなく、無数の触手を持つ謎の超生物。
困惑するE組の生徒たちは防衛省から、この超生物を暗殺してほしいという依頼を受けます。
「殺せんせー」と名付けられた超生物の授業を受けるようになった生徒たちは、彼の暗殺を狙いながらさまざまなことを学んで成長してきます。
タイトルこそ物騒な感じがしますがコメディ要素も多く、殺せんせーと生徒たちのやり取りを中心とするギャグが楽しめます。
バトル要素やクライムサスペンス要素なども見られ、バラエティに富んだ作品です。
また、殺せんせーからさまざまなことを学ぶ生徒たちの成長も、大きな見どころです。
「暗殺教室」に登場する名言・名シーン解説
殺せんせーの名言
「第二の刃を持たざる者は…暗殺者を名乗る資格なし!!」
殺せんせーが来てしばらく経ったテストの時期、E組の生徒たちは「今の俺たちには暗殺があるから」と勉強をおろそかにします。
そんな生徒たちを厳しく諭すために、殺せんせーが言い放った名言。
ここで言う「第二の刃」とは「予防策」や「別の目標」のこと。
E組の生徒にとっては勉強のことを指します。暗殺だけにこだわらず、勉強も手を抜かずやるべきだと説いています。
「清流に棲もうがドブ川に棲もうが 前に泳げば魚は美しく育つのです」
肩書きや環境に悩む生徒・神崎有希子を諭す殺せんせーの名言。
どんな環境に生まれた人もまっすぐに生きれば素晴らしい人間に育つことを、魚にたとえて説いています。
「先生が日々成長せずしてどうして生徒に教えることができるでしょうか」
殺せんせーを狙う新たな刺客・堀部イトナとの戦闘中に殺せんせーが言った名言。
先生は生徒の成長を助けますが、先生自身だって成長しなければうまく教えることはできません。
殺せんせーがつねに学習や努力を続けていることがよく分かります。
「だからこそカッコいいんです 教師っていう職業は」
先生は生徒の前では毅然としながらも、内心では「本当にベストな答えなのか」と迷うことがあります。
先生がいかにかっこいい職業であるか分かると同時に、人に教える立場の人だって迷っている、ということが伝わってきます。
「一人の力には限界がある 仲間を率いて戦う力 その点で君は浅野君をも上回れます」
体育祭の準備や練習に励むE組の生徒たち。
そんなE組を引っ張るリーダーの磯貝悠馬を励ます殺せんせーの名言です。
気弱になっていた悠馬はライバルが持っていない自分ならではの力を悟り、自信や仲間への思いを取り戻します。
「大きな才能は…負ける悔しさを早めに知れば大きく伸びます」
テストで初めて敗北の苦渋を味わった赤羽業たちを見ながら、殺せんせーが言ったセリフ。
敗北の悔しさを知ることは、さらに才能を伸ばすきっかけとなると教えてくれます。
「名前は人を造らない 人が歩いた足跡の中にそっと名前が残るだけです」
自分の名前がキラキラネームであることに悩む、木村正義を励ます殺せんせーの言葉。
改名手続きという手段を示す一方、名前自体はさほど重要ではないことを同時に説いています。
勇気づけられた正義は、自分の名前への認識を改めるようになります。
「渚くんの人生は渚君のものだ 貴女のコンプレックスを隠すための道具じゃない」
潮田渚の母は自分の過去の失敗を拭うために進路から髪型に至るまで細かく言いつけ、渚を従わせていました。
そんな母に殺せんせーが、渚の三者面談ではっきり言った名言です。
母はヒステリーを起こしますが、同時にこの言葉を聞いた渚は母に逆らう勇気を貰いました。
「弱者でも足手まといでもない!!ここにいる全員が…私の誇れる生徒です!!」
ピンチに陥った殺せんせーが、「生徒たちが足手まといだ」と敵に指摘された時に返したセリフ。
生徒たちが自分のために駆けつけてくれたことを、殺せんせーは何よりも嬉しく思っています。そして生徒を見捨てることなく、必死に守りながら戦うのです。
潮田渚の名言
「殺そうとした事なんて無いくせに」
E組に落ちる前のクラスメイトに絡まれた時に、潮田渚が不敵な笑みを浮かべながら放った名言。
軽々しく「殺すぞ」と脅してきた男子生徒たち対してこう言いいます。
殺せんせーに出会って以来、「暗殺」や「殺す」という言葉に深く触れた渚だからこそ言える一言ですね。
赤羽業の名言
「そいつの全てに絶望したら…俺にとってのそいつは死んだと同じだ」
E組に落ちる前の担任に、赤羽業が絶望した瞬間の名言。
一時は業をかばってくれた担任は、ある出来事をきっかけに彼を見限ります。
業は教師への信頼を完全に失いますが、殺せんせーとの出会ったことで次第に変わっていくのです。
浅野學峯の名言
「暴力でしか恐怖を与える事ができないなら…その教師は三流以下だ」
暴力で生徒を従わせる教師に対する、浅野學峯の名言。
「時には教育にも暴力が必要」と語る一方、暴力しかない者は教師失格だと言い放ちます。
學峯は殺せんせーのライバル的存在でもありますが、教育者としては一流。また、名門校の理事長らしい威厳がよく分かりますね。
人生の教訓とも言える名言があふれる「暗殺教室」
今回は殺せんせーの名言を中心に「暗殺教室」の名言を集めました。
しかし「暗殺教室」には殺せんせーの名言がほかにもたくさんあり、生徒やほかの教師たちの名言も登場します。
これらの名言の中には、「人生の教訓」とも呼べる内容も多く見られます。
気になった方はぜひ、「暗殺教室」の原作漫画やアニメをチェックしてくださいね!