週刊少年マガジンを代表するラブコメ漫画である、春場ねぎ原作の「五等分の花嫁」。
2020年2月には連載を終了してしまったものの、累計発行部数は1250万部を超え(2020年7月現在)、完結記念公式グッズは史上最多の4万個以上を売り上げました。
また、2020年8月には2回目となる「五等分の花嫁展」が開催され、2021年1月にはアニメ第2期も決定しています。
「五等分の花嫁」はラブコメ漫画でありつつも、姉妹愛や家族愛を描いた素晴らしい作品です。そんな「五等分の花嫁」の各キャラクターの名言、名ゼリフを紹介していきます!
目次
「五等分の花嫁」とは
場面は新郎である上杉風太郎が結婚式場で、妻と初めて出会った時のことを思い出すところから始まります。
高校二年生であった風太郎は、成績優秀であったものの家には借金が多くあり、貧乏な生活を送っていました。そんな時、転校してきた中野五月と出会い、勉強を教えてくれと頼まれるがそれを断り、彼女の怒りを買うようなことを言ってしまいました。
その後、妹のらいはから相場の5倍の給料がもらえるという、いかにもやばそうな家庭教師のバイトの話を聞きました。
そのバイトとは、五つ子である一花、二乃、三玖、四葉、五月を高校卒業まで導くことでした。一応バイトを引き受けたものの、五つ子全員が落第寸前の成績で、勉強する意欲もありませんでした。
果たして無事に5人を卒業まで導けるのか、そして、風太郎の結婚相手は5人の内誰なのでしょうか。
キャラクターの性格や特徴
上杉 風太郎(うえすぎ ふうたろう):運動神経が悪く、得意なのは勉強。人付き合いも少なく口も悪いが、相手の悩みに寄り添える誠実さや優しさを持っています。
中野 一花(なかの いちか):五姉妹の長女で、得意教科は数学。お姉さんキャラで小悪魔的な性格を持っています。
中野 二乃(なかの にの):五姉妹の次女で、得意教科は英語。ツンデレな性格で、思ったことははっきりというタイプです。
中野 三玖(なかの みく):五姉妹の三女で、得意教科は社会。あまり感情は表に出さず、物静かでクールな性格です。
中野 四葉(なかの よつば):五姉妹の四女で、得意教科は国語。明るくていつも元気で、何か頼まれると断れない性格です。
中野 五月(なかの いつき):五姉妹の五女で、得意教科は理科。どんな事にも努力を惜しまない真面目な性格です。将来の夢は学校の先生。
「五等分の花嫁」の名言、名ゼリフ集
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中野 一花の名言
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「お姉ちゃんを頼ってくれないかな」
四葉が陸上部の合宿に誘われて、どうしようか悩んでいた時に一花が言ったセリフです。
長女として妹のことを心配していて、一花の優しさやお姉さんらしさが出ているとても良いセリフです。この後四葉は「私、部活辞めちゃダメかな」と本音を一花に漏らしています。
「一番謝る必要があるのは私なのに…」
一花は恋に生きようとしたあまり、風太郎や妹たちを傷つけていたことに気づき後悔しました。それなのにみんなに謝られてばかりで、その時にこぼしたのがこのセリフです。修学旅行の後、以前よりもずっと五つ子の絆は深まりました。
「女優一本でいくって決めたんだ」
風太郎は五つ子全員そろって卒業するために一花の家庭教師をするという提案をしたが、断られた時に言ったセリフです。このセリフには一花が女優にかける意気込みが詰まっています。結局その後この提案を引き受けることになりますが…。
中野 二乃の名言
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「あんたを好きって言ったのよ」
二乃が風太郎にバイクで「好きよ」と言ったのだが、聞こえていなかったためバイト先の厨房で言ったセリフです。風太郎はこの言葉に驚いており、私もまさかもう一回言うとは思いませんでした。
「過去は忘れて今を受け入れるべき いい加減覚悟を決めるべきなのかもね」
昔に比べて五つ子のすれ違いが増えた今、五人でいることに疑問を感じていた二乃だったが、三玖に気づかされ、言ったセリフです。二乃はこの後すぐ、昔のまま長くしていた髪をバッサリ切っています。
「この店の一員に早くなって フータローにもちゃんと近づくんだ」
二乃が風太郎と同じ場所でバイトをするようになった時のセリフです。このセリフは二乃の風太郎への思いがすごくわかります。この後二乃の風太郎への恋心が加速していき、行動も大胆になります。
中野 三玖の名言
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「だから違ってていいんだよ」
五人でいることに疑問を抱いていた二乃に対して三玖が言ったのがこのセリフです。姉妹とは何か深く考えさせられます。私もこのセリフにはグッときました。
「お料理の学校に行きたいんだ」
料理が下手な三玖が二乃、四葉、五月に勇気を出して言ったセリフです。最初はみんな驚いていたが、風太郎にも受け入れてもらい、最終巻では二乃と一緒に「なかの」というカフェを営んでいます。
「そうやって自信をもってフータローの生徒を卒業出来たら今度こそ好きって伝えるんだ」
三玖は一花に期末試験で五人の中で一番の点数だったら風太郎に告白すると宣言した時のセリフで、三玖の風太郎への強い気持ちが表れています。しかしながら一花に二点負けてしまいます。
中野 四葉の名言
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「私が欲しいのはなんでしょうか」
他の四人の姉妹がしたいことはわかっているのに、自分が欲しいものがわからなくて言ったセリフです。このセリフには他人ばかり優先する性格や、姉妹のことを思っている優しさがとても出ています。
「大切なのはどこにいるかじゃなく 五人でいることなんだって」
これは四葉が言ったセリフですが、亡くなった母親からずっと言われていた言葉だったそうです。四葉はこの言葉だけはずっと覚えていて、「私たちは五人一緒じゃなきゃいけないのに」とも発言しています。
「もうみんなの足は引っ張りたくないんです」
四葉は転校する前の学校で五人の中で自分だけ落第してしまって、みんなも巻き込んでしまったことを後悔していました。そのため四葉はみんなと遊園地に遊びに行った時も一人観覧車で隠れて勉強していたが風太郎に見つかり言ったのがこのセリフです。今度は自分がみんなの手を引いてくという決意も見られます。
中野 五月の名言
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「これだけの時間を共有してきたのです それはもはや友達でしょう」
二巻では風太郎との関係について「百歩譲って赤の他人でしょうか」言っていました。しかし、様々な苦難を乗り越えてきた風太郎と五つ子の間には今では、家庭教師と生徒以上の関係、絆があることがこのセリフからわかります。
「いるんだよお母さんは私たちの中に」
お母さんが亡くなって、五つ子みんなが泣いていた時に五月が言ったセリフです。五月は自分たちの中に居続けるお母さんを追いかけるためにお母さんの職業であった学校の先生になることを決意します。
「私学校の先生になりたいんです。」
五月が姉妹全員の前で勇気を出して言ったセリフです。みんなからも応援すると言われ、五月はこれから誰よりも学校の先生になるため努力することになります。
上杉 風太郎の名言
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「好きです 結婚してください」
風太郎が結婚相手に言ったセリフです。まだ付き合ってもいないのに結婚してくださいと言ってしまう不器用さもありながらも好きな気持ちを伝える、なんとも風太郎らしい告白の言葉です。
上杉 らいはの名言
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「なんかこれ家族写真みたいだね」
風太郎と五月と三人でプリクラを撮った時にらいはが言ったセリフです。この時には誰も風太郎と五つ子のうちの誰かが結婚することになるとは思いもしなかったでしょう。
おまけ 作者:春場 ねぎの名言
「貧乳ヒロインがいないのは僕が大きいほうが良いと思ったから」
ファンの一人から五つ子のうち一人くらい貧乳がいても良いのではという意見があった時の言葉だそうです。確かに巨乳好きなら仕方ないですね(笑)
まとめ
ここで紹介しただけでも二十個ほど名言がありますが、ほかにもたくさん名言があります。
この記事をきっかけにして、「五等分の花嫁」を読んだことある人はもう一回読み返し、読んだことない人は読み始めてくれると嬉しいです。