かわぐちかいじ原作の日本と中国の尖閣諸島を巡る衝突を描いた漫画「空母いぶき」。
ビックコミックに2014年~2019年の間連載されました。
そして2019年には映画化までされ全国映画興行初登場2位になるほどの人気になります。
作品が終了しましたが、現在空母いぶき GREAT GAME(2020年連載)という空母いぶきの世界観を引き継いだ続編が連載されており今なお愛されている。
目次
空母いぶきあらすじ
中国が国家の規模を大きくしていくなかで尖閣諸島をターゲットにし。
尖閣諸島の南小島に嵐の中民間人に偽装した中国軍の工作員が上陸して、中国の海警局に救出を求めるその求めに応じた、中国海警局と日本の領域を守る海上保安庁との間に衝突が起きてしまい事態が悪化していく。
更に調査目的で派遣された護衛艦へ中国側の艦艇が威嚇射撃をして事態が収拾不能な状態に陥り日本政府が中国に妥協する形で事態を収めた。
その後中国の規模が大きくなることに恐れを覚えた日本は、中国に対抗するために新型護衛艦の就役と新護衛部隊創設を決意して「ペガソス計画」と銘打ち計画を発動する。
それから一年の月日が経ち秋津竜太一佐が航空自衛隊から自衛隊が初めて保有した「空母いぶき」の艦長として抜擢され副艦長として新波歳也二佐が選ばれ。
そしてこれから始まる中国を相手にした尖閣諸島を巡る戦いに、この二人の考え方が違う艦長と副艦がお互いを戦いの中で認め合いながら挑んでいく物語です。
空母いぶき名言・名台詞集
秋津竜太
彼は戦ったのだ。
「銃撃戦でと言っていた、彼は戦ったのだ。本望だろう。」
与那国島で自衛隊と中国軍の間で衝突が起こった時に自衛隊員が一名戦死してしまいその報告を受けた秋津竜太が言います。
仲間を失った悲しみを表に出さずに自衛隊として国を守もるために戦った彼を思い発した一言です。
湧井軍司令、これは・・・
「湧井軍司令、これは時間との闘いでもあります。」
与那国島の速やかな占領を開始した中国軍にたいして「空母いぶき」で与那国島の海域に近づき、確保しようと向かっている時に中国軍の元級の潜水艦が「空母いぶき」を待ち伏せて与那国島へ直進するなら魚雷で攻撃するという体制を整え無言の威圧をしてきます。
その威嚇に対して湧井軍司令が「戦闘は避けたい!」と言いいもし戦闘になれば戦闘を拡大させる恐れがある与那国島の島民3000人が人質になっている現状も考慮せねばなるまいと言うと秋津竜太が湧井軍司令、「これは時間との闘いでもあります。」と一言そして中国軍の占領を許してしまったらそれが既成事実かして取り戻すのが難しい
と言い敵を無力化する覚悟を決めて中国軍の潜水艦と戦う。
魚雷で狙撃たれる可能性を考慮しながらも中国軍から領土と島民を守るために湧井軍司令に打診する秋津竜太がカッコイイ一コマです。
旗艦「いぶき」より全館に達す!!
この号令を秋津竜太が発したことにより、自衛隊の戦闘機と中国軍の戦闘機が空中戦をすることになる。
劉 長龍
日本の自衛隊が本性を現したのだ。
自衛隊の戦闘機が中国軍の戦闘機を撃墜した時に中国側の「空母広東」の艦長が発する言葉。
この一コマで中国軍が自衛隊を脅威だと思っていることがうかがい知れるシーンです。
こいつ・・・は・・
「こいつは・・・は・・・一機・・・150億」
自衛隊と中国軍の戦闘機が空中でミサイルの打ち合いをして中国軍のミサイルに捕まってしまう自衛隊のパイロット柿沼。
柿沼は、必死に自分の乗る機体を守るために敵のミサイル無理やり回避しようとしますがミサイルに正確に追尾されて撃墜寸前まで追い詰められた時に戦闘機に乗っている隊長からベイルアウト(脱出)を指示され、こいつは・・・150億と言い返します。
自衛官柿沼の責任感を現した言葉でとても緊迫感があるシーンの一つになっています。
穏やかでないのは貴国の方ではありませんか。
在中国特使全権大使「酒井彰」が中国の外交部副部長にそう言いわれてそのまま同じ言葉を言い返しますそして3000人の人質として中国軍が押させている島民を引き渡せと畳み掛けますが尖閣諸島は、中国の固有の領土だと日本が認めれば速やかに返すとの一点張りで話が平行線になり進みません。
日本と中国の駆け引きが描かれていて緊迫感を感じられるシーンになっています。
日本が負ける
先島諸島上空の制空権を確保するために本格的に中国軍の部隊と戦うことになる「空母いぶき」の戦闘機の搭乗員たちに秋津竜太が言いますこの作戦が失敗すれば日本が負けると任務の難しさと絶対に負けることが許されないという意味を搭乗員たちの胸に刻んでもらう、ために言った言葉なので重く厚みのあるシーンです。
つまり私の命令だ。
秋津竜太が中国軍の早期警戒を攻撃することを決定し時に戦闘機の搭乗員から横須賀の命令であればと言われて、これは私の立案だと言います。
秋津竜太の強い覚悟の現れが伺えるシーンです。
一ミリも誤差なく命中させろ。
この言葉は、「護衛艦ちょうかい」の艦長浮船武彦一佐が言います。
自衛隊の高い技量で敵のミサイルを打ち落とすシーンがこの言葉と相まってカッコイイシーンになっています。
撃沈すべきです・・・!!
新波歳也が覚悟を決めて敵中国軍の軍艦を沈めることを打診します。
400名の命を一瞬で奪ってしまうかもしれない重圧を感じながらも日本を守るために決断した新波歳也がカッコイイシーンです。
絶対に戦争は回避する。
日本の総理大臣が発した一言で島民を守るためにやむを得ない戦闘を繰り広げた「空母いぶき」を全面的にバックアップするためにやむを得ない防衛戦闘であると各国に発信する時に言います。
頼りになる総理大臣の貫禄がでていてかっこいい・・・!!シーンになっています。
まとめ
他にも名言がたくさんある「空母いぶき」は魅力がいっぱいあります。
今回はごく一部を紹介させていただきましたが、「空母いぶき」には、ほか
にもたくさんの名言や名シーンがあります。
「空母いぶき」はリアルな戦闘シーンや頼れる仲間が見どころの作品で
出てくるキャラ一人一人がカッコ良くそして必死に戦う姿が魅力的です。
気になっていたけど読んだことがない人は、ぜひ手に取ってみてください。