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約束のネバーランド【エマ】の名言・名台詞集!

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『約束のネバーランド』通称「約ネバ」は、原作:白井カイウ/作画:出水ぽすかの二人が手がけています。

ジャンプ作品の中では異色の脱獄サスペンス漫画で、2019年からアニメ放映も開始され2020年12月には実写映画化も果たした超大人気漫画です。

そんな漫画「約束のネバーランド」の主人公であり、ストーリーの中心人物である少女「エマ」。

天真爛漫で無垢、どこまでも家族や仲間思いな彼女だが、一度聞き出したら自分の意見は決して曲げない、頑固な一面も持ちあわせている。

今回は、そんな彼女の名言から、作品の魅力を紐解いていきたいと思う。

目次

約束のネバーランドのあらすじ

親のいない子供達が生活を送る孤児院、グレイス=フィールドハウス。

血の繋がりはなくとも母親が代わりのママ•イザベラと、38人の兄弟が幸せに暮らす家だった。

ハウスの最年長11歳のエマ・ノーマン・レイの3人は、ハウスで毎日実施されるテストでフルスコアを取る優秀な子供達。

そんな彼らの日常は突然崩れ去る。農園の秘密を知ったあの日から・・・

生まれ育ったハウスは農園、子供たちは鬼に食われる食用児、大好きだったママは子供たちの監視役、

毎日行われていたテストも、脳を発達させ美味しくするためのものだった。

これ以上家族が死ぬのは嫌だ。家族全員が笑って暮らせる日々を手に入れるため、エマ達は命懸けの脱出を決め、鬼へと立ち向かうのだった。

エマの名言集

邪魔されても 裏切られても 甘いって言われても 私はその子を信じたい!

「たとえ鬼の手先の内通者でも、兄弟に悪い子はいないと思う。一緒に育った仲間だもん。
邪魔されても 裏切られても 甘いって言われても 私はその子を信じたい!」

兄弟の中に、ママ(監視者)への内通者が居ると知った時のエマの一言。
何があっても家族信じる真っ直ぐな想いが伝わってくる。

じゃレイも足折ればいいよ、いいでしょ ねっ レイ 骨折しよう

ノーマンの出荷が突然決まり、農園から逃げるよう促すエマとレイ。

自身が骨折し、欠陥商品として暫く出荷されないと推測したエマは、ノーマンの代わりに出荷されぬよう、レイにも骨折を進める。時に大胆な発言をするところも彼女の魅力の一つである。

ああ 自由ってなんて美しく過酷なんだろう

約ネバを代表する、非常に有名な台詞。

農園という地獄から脱出し、初めてハウスの外に出たエマ達。

普段何気なく生きている私たちには、到底発することのできない言葉である。

やったぁ!!よかったぁ!! 最悪だけど!最悪だけど!!その先があった!!

人間の世界は「存在」するが、「行き来はできない」という真実を知った時のエマの発言。

普通の人なら諦めて落胆してしまうような事も、彼女の目を通すと前向きで、ポジティブに捉えられるのだ。

誰一人死なせない またみんなで暮らす 笑って・・・一緒に・・・!そのための道が見えたんだ 何だってする 無理でもやる 険しさなんて関係ない

エマの責任感の強さとタフさが伺える台詞。

家族みんなで笑って暮らすという目標が、彼女を強くしていった。

食べられたくない 生きたい でも私達だって食べてきた この先も食べなければ生きていけない

物事の本質を突くような台詞。

人間が食用として育てられるショッキングな世界でも、鬼たちの営みや、自身が動物を狩って食べることを否定することなく、解ろうとするエマの気持ちが伝わってくる。

私の家族は“ムダ”じゃない!!仲間も希望も情けも ムダじゃない!! 全部 ムダになんかしない!!

シェルターで出会ったユウゴ。

家族を失った過去のある彼は、「家族は『ムダ』だ」と言い放った。

家族を一番に大切にするエマにとっては、聞き捨てならない言葉であった。

時に声を荒げたり、心の底から怒りを表現したりするエマの姿も、作中何度か描かれている。

ふとした瞬間に怖くなるの これで正しいか 間違ってなかったか 振り返っちゃいけない前だけを見なくちゃ 私は迷っちゃいけない わかってる でも怖い もし 選んだこの道が間違っていたら・・・

エマの責任感の強さが伺える台詞。

一つの判断ミスが死を招く世界。家族を守るため、常に気を張っているエマが、少しだけ見せた弱音。

敵がどんなに強大で 私たちがどんなにちっぽけでも 何度踏みつけられ奪われても私達は立ち上がる 人間は弱くない!

鬼に怯まずに立ち向かっていくエマ。

幼い彼女のどこに、ここまで熱い気持ちがあるのかと不思議になるほど。

まず目の前のことからクリアしていくんだ 不安になったって状況は何一つ変わらない できることから すべきことから一つづつ それが道になっていくんだから

一つ間違えれば死が待つ世界で、不可能と思われる人間の世界へ向かおうとするエマ達。

問題は山積みだが、焦らず一歩一歩進もうと、まるで自分に言い聞かせているような台詞。

「私は鬼の幸せまで願ってる」「友達(ムジカ)を殺してしか手に入れる未来なら、私はもうきっと笑えない」

ノーマンが鬼の絶滅を計画していることを知ったエマ。

旅の道中友達になった鬼のムジカを含む鬼を絶滅させ手に入れる未来なら、心優しいエマはもう笑って生きられないと言う。

自分たちだけでなく鬼全ての幸せまで願うエマの、どこまでも純粋で汚れない心が伺える。

「できない どうしよう」って考えるより「できる!どうやろう」って考えるほうが絶対いいよ

王都戦の最中、アジトに残してきた家族がさらわれ、仲間は傷つき、皆を助けに行くのは不可能だとあきらめかけた時、エマだけは諦めていなかった。

周囲を励まし、不可能を可能にしてしまうような、そんな気持ちにさせてくれる台詞である。

立場が違うから争って貶めて憎み合って でもそれぞれの立場を差し引いたら・・・そうやって考えたら 本当はみんな憎しみ合わなくてもいいんじゃないかな

何をされても、何があっても、それぞれの立場になって物事を考えるエマ。

作中では人間達や鬼のことを言っているが、現代に暮らす私たちにも刺さる台詞である。

この先ずっと先の未来まで みんなが笑顔で暮らせるの ありがとう最高の未来だよ!

「そりゃ・・・家族と一緒にいたい みんな(家族)のこと忘れたくない・・・
でも・・これで全員人間の世界へ行ける
鬼はいない もう誰も‘食料’じゃない 鬼も人も自由になれる
これまで繰り返してきた悲劇を今ここで完全に断ち切れるの
この先ずっと先の未来まで みんなが笑顔で暮らせるの ありがとう最高の未来だよ」

人間の世界に行くため、エマは自分の「家族との思い出の記憶」を差し出すことを決めた。

何より大事にしてきた家族を忘れてしまうのは、どれほど辛い決断だっただろうか。

それでも、「最高の未来」と言い放った彼女の強さに感服する。

手に入れたい未来があった 「変えられない」運命があった

抗って 抗って 掴んで 失って
それがなんだ 運命なんてクソ食らえ

物語の締め括りにふさわしい台詞。

自分の「運命」を諦めることなく、考えることをやめず、もがき続けたエマの、心からの台詞である。

まとめ

サスペンス漫画というだけあり、シリアスで残酷なシーンも多い作品だが、
その中でエマは太陽のように明るく前向きで、主人公というにふさわしい人物だった。

作中では、この他にもたくさんの名言が飛び出してくる。
彼女の言葉に大人でもハッとさせられる場面が多々あった。
真っ直ぐで、無鉄砲で、でも仲間を一番に思う・・・
そんな彼女に会いに、是非一度作品の世界に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

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