男性は、女性のように子どもを欲しがる人ばかりではありません。
なかなか子育てに協力してくれない夫から、ついに「子どもはいらない」と言われてしまい、こんな日が来るなんて思ってもいなかった人も中にはいるのではないでしょうか。
結婚したらゆうゆくは…と思っていた女性にとっては、とてもショックな出来事だったかと思います。
男性が、子どもをほしがらない理由として「経済的な問題」がよく挙げられますが、実は経済的な問題だけではありません。
他にも様々な要因が考えられます。
その要因ごとに彼の気持ちを理解してあげることで、彼の気持ちが変わる可能性は十分にありますので、「子どもがほしい」というあなたの夢を諦めることはせず、自分の気持ちを大切にしていきましょう。
ただ、「このまま結婚生活を続けていたとしても、子どもをつくることができなかったら」という不安を抱えながら結婚生活を送ることは、辛すぎますよね。
この記事では、なぜ夫が子どもを欲しがらないのか、そして、そんな彼に対し、どう説得すべきなのかについてを分析していきたいと思います。
併せて、夫が子どもを欲しいがらないなら諦めるべきなのか、それとも離婚すべきなのかということについても紹介していきますので、必見です!
目次
夫が子どもを欲しがらない理由
あなたは彼の口からなぜ子どもをほしいと思わないのか、理由を聞いたことはありますか?
まずは、夫が子どもを欲しがらない理由について分析していきましょう。
夫自身が親の愛情を知らない不安から
自分が幼少期の頃、親の愛情を知らない男性は、「子どもがほしい。そして自分が幼い頃できなかったことをさせてあげたい」と思う人と、「子どもはいらない」という人とに分かれます。
もし、彼が親と良好な関係を築けていないのであれば、彼自身が親の愛情を知らないことが原因となっているかもしれません。
愛情を知らない人は、人へ愛情を与えることの素晴らしさについても知らないため、子どもを煩わしく思うのです。
責任を負いたくない
男性は女性に比べ、いつまでも自由でいたいと思う人が多い傾向にあります。
あなたの夫も、もしかしたら、そういう気持ちが強いかもしれません。
しかし、自分が責任を追うことが嫌で、子どもをいらないという男性だって接し方次第では変えることができます。
この記事の後半で紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子ども嫌い
「子どもって、自由だし、よく泣くし、本当子育てって大変そうだな」という気持ちが夫の中で強く根付いていることが原因で、子どもをいらないと言っているケースも十分に考えられます。
要するに、彼は子ども自体が嫌いなのでしょう。
「嫌い」というと、ひどい人かのように思えますが、実は、「嫌い」という気持ちの根底には、「接し方が分からない」という理由が潜んでいます。
自分が大人になるまでの間、周囲に小さい子がいなかったのか、遊んであげようとして泣かれたことがトラウマになっているのか、嫌いになってしまった理由は人それぞれなのですが、そこを見抜いてあげると、夫の気持ちを変えることは可能でしょう。
お金の心配
今、2人には十分な経済力があると言えますか?
あなたの夫が子どもをほしがらないのは、経済的に厳しいという気持ちが強いからかもしれません。
子どもができたら、今以上に厳しくなることは想像できます。
経済力が厳しくなると、自分が使えるお金も減ってきますよね。
今すでにお金のことが原因で喧嘩になってしまっているのであれば、まずはそこを見直す必要がありそうです。
潔癖症
中には、潔癖症であることが原因で、子どもを育てることに嫌悪感を抱いている人もいます。
自分の子であっても、「おむつ替えなんてしたくない」「子どもが食べ散らかすのが嫌だ」と思ってしまう夫の気持ちを理解してあげるのは、なかなか簡単なことではありません。
しかし、逆に理解してあげていると、あなたがカバーしてあげることもできますよね。
自分に似たら嫌だから
あなたの夫は、自己嫌悪感が強い傾向にありませんか?
そんな夫にとって、自分の遺伝子を残すことが怖いもの。
「自分のようなダメな人間が産まれたら…」と怖くなってしまうのです。
そんな夫に対し、「心配しなくてても大丈夫!」と簡単に声をかけてしまうのはタブー。
彼のどんなところを自分は魅力的だと感じているのかを伝えていくことをおすすめします。
彼が少しでも自分のことを好きになれるようサポートしていけば、状況は変えることはできるでしょう。
夫が子どもを欲しがらないなら諦める?離婚?
あなたの中にも「離婚」という言葉が脳裏をよぎっているかもしれません。
この問題に直面した時、子どもを諦めるべきなのか、それとも離婚したほうがいいのかについて、まとめてみました。
離婚せずとも数年かかる覚悟で説得する
人の価値観は月日とともに変わってくることもあります。
今時点では、子どもはいらないと言い張る夫であっても、変えることができるかもしれないのです。
子どものこと以外では、彼に対し、不満がないというのであれば、数年かかる覚悟で説得していくことをおすすめします。
夫の中にある葛藤、トラウマを解消してあげると、数年後には状況が変わってくる可能性が高いです。
どうしても折り合いがつかないのであれば離婚を考える
出産は1日でも早くしたいと思う女性が多いのではないでしょうか。
どうしても折り合いがつかないのであれば、離婚を考えてみてもいいかもしれません。
彼に対しての情は残ってしまうかもしれませんが、2人が見ている未来像が違うのであれば、一生添い遂げることは難しいと言えます。
子どもがいらない夫を説得する方法
子どもがいらないという夫を説得する場合、どんなことを伝えていったらいいのか悩んでいる人必見!
子どもがいらないという夫を説得する方法について紹介します。
子どもを育てるのにどれくらいお金がかかるか説明
子どもを育てることにどのくらいお金がかかるのかを説明してみる方法もおすすめです。
今、あなたが専業主婦であるならば、共働きし、経済力を今以上に向上させることを提案してみましょう。
そうすれば、夫が抱えている経済的不安を多少は解消することができるはず。
「子どもにはお金がかかる=自分の経済力では養えない」という考えから解放してあげることが大切です。
夫の子だからほしいということを伝えてあげる
夫が自分のことを認めることができない男性なのであれば、夫の子だからこそほしいということを伝えてあげることが大切です。
「自分のような子はいらない」と言われたら、「あなたそっくりな子がほしいんだよ」と伝えてあげましょう。
あなたが夫に向き合ってあげれば、きっと彼は自信を手に入れることができます。
決して、子どもをほしがらない夫を責めることがないように注意しましょう。
まとめ
子どもに関しては、男女意見が食い違ってしまうことは珍しくありません。
中には「子どもを産むのはいいけど、子育ては母親メインでお願いね」という男性もいますので、どうしても男女の温度差が出てしまう問題ではあるのです。
まずは、離婚を考える前に、今できることはないのかを考え、夫の気持ちを理解しようと歩みよることをおすすめします。
そして、自分の気持ちにも正直になり、その気持ちを夫にも伝えていきましょう。